
開催結果
開催概要
高校生未来創造コンテストは、変化の激しい社会の中で、
それに対応するための課題解決に向けての深い学びの能力を
養うためのお手伝いができないかという思いから、今回初めて企画されました。
学園が提示する『医療』『自動車』『航空』分野のキーワードとSDGsを掛け合わせて、
少子高齢化問題や地球温暖化対策などの社会課題について、
どのようにすれば持続可能な社会を築いていけるか、課題解決に挑むアイデアコンテストです。
一次審査(書類審査)では全国から応募がありました。
決勝大会では、1チーム10分程度のプレゼンテーションが行われ、
高校生が審査員の前でそれぞれが考えたアイデアについて、その実現方法などを発表しました。
審査は、アイデアの独自性『発想力』、根拠の明確性や情報の信ぴょう性『情報収集力』、
プレゼンテーションの『表現力』を基準に40点満点+発表時間による得点で評価され、
5チームには賞状の他に
賞金が贈られました。

受賞結果
岐阜医療科学大学 学長賞

- 高校名
- 津島高等学校
- チーム名
- 1組5班
- キーワードの
組み合わせ - 在宅医療×接遇・おもてなし×SDGs目標11
(持続可能な都市)
- プラン名
- 津島市の空き家を活用して、地域活性化に役立てたい
理事長による
講評
津島高等学校の皆さんは、高齢者支援と空き家対策という課題に取り組み、地域医療の活性化を目指した提案をしてくださいました。今年1月の能登地震以降、災害時の医療や地域医療への関心が高まっている中で、大変意義深いテーマでした。本学でも災害時地域医療を支援する車両を岐阜県医師会とともに開発中です。将来的には、この車両を活用する場で津島高校の生徒の皆さんと一緒に活動できればと期待しています。

中日本航空専門学校 校長賞

- 高校名
- 角川ドワンゴ学園(N高・S高)
- チーム名
- N高名古屋栄キャンパス
- キーワードの
組み合わせ - 自動運転×空港×SDGs目標11(持続可能な都市)
- プラン名
- 自動運転×空 港×持続可能な都市!? 空港がもっと分かやすく!?「 SANPO」
理事長による
講評
角川ドワンゴ学園の皆さんは、空港内の利便性向上を目指した提案をされました。専用レーンの設置など実現には課題も多いと思いますが、空港内の分かりにくさは多くの人が感じる共通の問題です。この取り組みが高齢者に限らず、海外からの訪問者を含めたすべての利用者にとって使いやすいものとなるよう、さらにブラッシュアップを期待しています。

ファイナリスト
- 高校名
- 愛知総合工科高等学校
- チーム名
- チーム理工
- キーワードの
組み合わせ - 医療従事者×安心・安全×SDGs目標3
(保健)
- プラン名
- 革新的な放射線測定装置を身近な材料で作成!~全ての人が自分で安全を確認できる世の中に~

- 高校名
- 武義高等学校
- チーム名
- 科学部
- キーワードの
組み合わせ - 災害×安心・安全×SDGs目標13
(気候変動)
- プラン名
- 防ごう河川水害~ドローンやAI,ライブカメラで安心して住める街づくりを~

- 高校名
- 大阪星光学院高等学校
- チーム名
- 大阪星光文芸部
- キーワードの
組み合わせ - 自動運転×安心・安全×SDGs目標11
(持続可能な都市)
- プラン名
- 拝啓、アンダーグラウンドより

理事長による
講評
岩見沢農業高等学校の皆さんは、農業という日本の重要な課題に向き合い、素晴らしい提案をしてくださいました。特に空き地や小さなスペースを活用することで農業の可能性を広げるという視点が印象的でした。自分たちが学んでいることを活かし、社会課題の解決に向けたテーマ設定は非常に優れています。今後のさらなる発展を期待しています。